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イタリア、2018年W杯出場逃す

 2018年サッカーワールドカップ、ロシア大会のヨーロッパ予選のプレーオフが行われ、イタリアがホームでスウェーデンと引き分け、60年ぶりにワールドカップ出場を逃した。
 私をサッカーに導いてくれたのは、イタリアの名選手だったロベルト・バッジョ。彼の芸術的な足技に魅せられ、1990年以降、サッカーファンになった。
 以前、ブログにも綴ったが、バッジョが来日したときは、試合を見に行ったこともある。
 ふだんはスペインのリーガのファンだが、イタリア代表の試合は見逃せない。
 ところが、昨今はセリエAも低迷し、代表選手もスーパースター不在となってしまった。以前は、とてつもない才能をもった選手がたくさんいたのに、現在は顔と名前が覚えられないほど個性的な選手がいなくなってしまった。
 いまでもアズーリ(代表)のGKを務めているジャンルイジ・ブッフォンも、もう39歳だ。次世代を担う選手が育たず、イタリアはヨーロッパのなかですっかり遅れをとってしまった感じだ。
 なんと哀しいことか。以前は、試合前のイタリア国歌を聴くと、一緒にうたいたくなるほど心が高揚したが、いまはスタジアムを埋めたサポーターの声を枯らして必死にうたう声に心が痛む。
 今回の試合は、スウェーデンのからだを張った堅い守りを最後まで崩せなかった。ジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督は、試合後に国民に謝罪した。なんでも、ロッカールームでは、試合前から内紛が起きていたとか。こういうニュースは聞きたくないよねえ。
 私は何度も書いているように、1998年のワールドカップのフランス大会を見に行ったが、フランスもそれまで低迷していた時期が長く、ようやくこの大会で多くのすばらしい才能をもった選手に恵まれ、優勝を勝ち取った。
 イタリアもこの敗戦から多くを学び、ぜひ立ち直ってほしい。そして、イタリア代表の青のユニフォーム、アズーリがピッチで輝く日を待ちたいと思う。ちなみに、私は1998年のワールドカップで買ったアズーリを1枚もっているんですよ。
 
 
posted by 伊熊よし子 at 23:43 | 日々つづれ織り

辻井伸行

 今日はサントリーホールで、「辻井伸行 debut 10周年記念 特別コンサート」が行われた。
 冒頭に辻井伸行の人生を綴る映像が流され、演奏に移る。
 ショパン「英雄ポロネーズ」、ドビュッシー「月の光」、ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」「水の戯れ」、リスト「ラ・カンパネラ」というこの10年間でもっとも演奏してきた作品が次々に登場した。
 後半は、天皇・皇后両陛下ご臨席のもと、本名徹次指揮東京フィルとの共演でラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が演奏された。これはヴァン・クライバーン・コンクールの本選で弾いた思い出深いコンチェルト。佐渡裕指揮ベルリン・ドイツ交響楽団とベルリンで録音した作品でもある。
 終演後、10年間に対する家族、先生、スタッフ、そして聴衆への感謝の念を辻井伸行が述べると、会場はスタンディングオベーションで彼を称え、温かな空気に包まれた。
 今日の会場で配られたプログラムは、40ページの特別仕様。共演者や仕事仲間からのお祝いのメッセージ、辻井伸行の歩みを映し出したさまざまな写真などがふんだんに盛り込まれた冊子。このなかに4ページ、彼へのインタビュー記事を綴った。
 辻井伸行には「家庭画報」の連載で毎月取材を続けているが、いつも実に楽しそうに質問に答えてくれ、途中から脱線してしまうこともしばしば。
 彼はステージから「今後も10年、20年、30年と一生懸命練習していい演奏をしたいと思います。音楽家は一生勉強だといいます。ぼくも頑張ります」とあいさつ。割れんばかりの拍手を受けた。
 今日のコンサートはBS朝日で収録しており、私も辻井伸行の10年間について、ほんの少しだけコメントを寄せた。番組は12月25日放送の予定だそうだ。
 今日の写真は、プログラムのインタビュー・ページの一部。取材はまだまだこれからも続く。

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posted by 伊熊よし子 at 00:02 | 日々つづれ織り
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