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ルネ・マルタン

 今年も、ラ・フォル・ジュルネの季節が巡ってきた(5月4日?6日、東京国際フォーラム)。
 2017年のテーマは「LA DANCE ラ・ダンス 舞曲の祭典」。ルネサンスから今日までの、600年にわたる躍動感や爆発的なエネルギーを含む舞曲やダンス音楽が会場を彩ることになる。
 今日は、アーティスティック・ディレクターのルネ・マルタンにインタビューし、今年のテーマと内容、選曲、音楽家の人選などについて聞いた。
 彼はいつも内容に関しては熱く語ってくれるが、やはり舞曲をテーマにするのは長年の夢だったようだ。
 このインタビューは、3月号と4月号の「日経新聞」に書くことになっている。
 とりわけマルタンの口調がなめらかになったのが、初出演の人、珍しい楽器、バロック時代の作品に関して。
 私もバロック時代の作品は大好きなため、話が弾んだ。
 すでにラ・フォル・ジュルネの公式サイトでは概要が発表されているため、参考にしてほしいと思う。
 今年も3日間、フォーラムの各会場では熱き演奏が朝から晩まで繰り広げられ、人々の心も躍動するに違いない。
 今日の写真は、いつもながら情熱的な語りがとどまるところを知らないルネ・マルタン。彼は小さなオーディオ・グッズを目の前に置いて、作品の話になるとすぐに音楽をかける。それが延々と止まらなくなると、インタビュー時間はどんどん短くなってしまう。
 私も、音楽は聴きたいし、時間は気になるし、これが悩むところなんだよねえ。


 
タグ:"Yoshiko Ikuma"
posted by 伊熊よし子 at 23:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 情報・特急便

第19回別府アルゲリッチ音楽祭

 今日は、第19回別府アルゲリッチ音楽祭の記者発表会が、銀座の大分県東京事務所県人会ホールで開催され、その後、同ビルのなかにある「坐来大分」で大分料理をいただきながらランチ交流会が行われた。
 第19回のテーマは、「小さな子どもだったあなたへ?私たちの星で音楽を奏でる理由(わけ)」。
 このテーマに関しては、「大切なことは目に見えない」という「星の王子さま」の中で語られるメッセージとともに、人々にとり何が大切なのかを問い、穏やかに共生していける世界への願いを音楽に託したいと思います、と説明がなされている。
 今回の大きな特色のひとつとして、「現代に望み得る最高の2大巨匠による饗宴」と題する小澤征爾とアルゲリッチの初共演が挙げられる。これは同音楽祭と水戸室内管弦楽団共同制作によるもので、5月17日にiichiko総合文化センター・iichikoグランシアタで行われる。 
 ふたりの夢の共演とあって、すでに海外からもチケットの問い合わせが殺到しているそうだ。
 ふたつ目は、「出会いから始まる音楽祭オリジナル企画として」マラソン・コンサートが再開される。これはアルゲリッチをはじめ、ベテランから新人まで、幅広い音楽家がさまざまな組み合わせで演奏をつないでいくスタイル。5月20日にビーコンプラザ・フィルハーモニーホールで行われる。
 3つ目は、「ミッシャ・マイスキー しいきアルゲリッチハウス スペシャル・コンサートVol.3」。木のぬくもりに満ちた最高の音響を誇る150席の空間で、マイスキーとピアニストの娘、リリー・マイスキーがデュオを繰り広げる。これは5月8日に予定されている。
 この他、多彩な音楽家による興味深いコンサートが多数組まれており、5月6日から26日の間に、別府以外の都市でもコンサートが開かれることになっている。
 記者発表の最後には、海外に向けて大分県民出演の歓迎PR動画が流されたが、これはYoutubuで公開されている。
 実は、3月4日に同音楽祭の会場のひとつである、しいきアルゲリッチハウスで、講演を行うことになっている。テーマは「ピアノと室内楽の楽しみ」。じっくりと内容を吟味し、参加してくださった方たちに納得してもらえるような講演を行わなくてはならない。
 今日の写真は、記者発表会でプログラムを説明する音楽祭総合プロデューサーの伊藤京子(ピアニスト)。



 あとの2枚は、「坐来大分」のとびっきり美味なる大分料理。小皿に新鮮な海の幸や山の幸が詰め込まれ、目にも鮮やか。どのお料理もヘルシーで新鮮で、味付けもとてもからだにやさしいものだった。





 音楽祭関係者は、もう来年の第20回も視野に入れ、さまざまなアイデアを練っているそうだ。別府アルゲリッチ音楽祭には県外からの聴衆もかなり多く、みなさん大分県の温泉を堪能し、美食に舌鼓を打ち、そして音楽を全身に浴びてリフレッシュするという。
 クラシックを楽しむには、そうした土地の環境も大切なのだろうと考えさせられた。ああ、「日本一のおんせん県おおいた」の温泉に早く入りたいなあ(笑)。
タグ:"Yoshiko Ikuma"
posted by 伊熊よし子 at 22:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 情報・特急便

ジムでからだをほぐす

 パソコンに向かってずっと原稿を書いていると、からだがバリバリになり、眼精疲労はひどくなる一方。さらに姿勢も悪くなる。
 そこで、近くのジムに通うことにした。
 以前も、プールに行ったり、フィットネスに通ったりしたが、時間に余裕がなくて長続きしない。
 そこで、自宅から1分ほどの近いところにあるジムだったら、きっと大丈夫だろうと思い、入会することにした。
 先週、体験クラスを受講し、今日は初のトレーニング。体験クラスで指導してくれたトレーナーが担当してくれ、マンツーマンでみっちり教えてくれる。
 いろんな器材を用い、飛んだり跳ねたりすることはなく、からだの堅くなったところや血流の悪いところをじっくりほぐしていくという方法だ。
 実際に運動をしてみると、本当にからだが堅くなっていることを実感する。
「大丈夫ですよ。徐々にほぐれていきますから。ゆっくりやりましょう」
 親切なトレーナーのおかげで、1時間のコースが終了したときは、からだが軽くなり、頭もすっきりした感じ。これが長続きすればいいんだけどね(笑)。
 まあ、焦らず、じっくり、からだのケアをしましょうか…。
タグ:"Yoshiko Ikuma"
posted by 伊熊よし子 at 23:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日々つづれ織り
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