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新春懇親パーティ

 今日は、毎年恒例の音楽事務所―ジャパン・アーツの新年懇親パーティがANAインターコンチネンタルホテルで行われた。
 このパーティには毎年ジャパン・アーツ所属の音楽家が多数参加し、今年の抱負や演奏予定などが発表される。
 今日もさまざまなアーティストが壇上に並び、紹介された。



 そして途中から、世界各地で幅広い活躍を展開しているフィンランドの指揮者、ピエタリ・インキネンが参加。2016年9月より日本フィルの首席指揮者に就任したが、その初公演として、20日と21日にサントリーホールでブルックナーの交響曲第8番を振ると語り、2017/18年のシーズンからはザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルの首席指揮者に就任する予定だと発表した。
 次いで、リサイタルのために来日しているピアニストのキット・アームストロングが壇上であいさつ。今回のプログラムについて自身の考えを話した。
 キットには前にインタビューをし、その後も彼は近況をいつもメールで知らせてくれる。
「いつ日本に着いたの?」と聞いたら、なんと、「今朝だよ」といっていた。
 1月もあっというまに、もう20日だ。この新春懇親パーティが新年の幕開けの意味をもっているはずなのに、はや仕事は全開となってきた。
 もたもたしていると、すぐに2月になってしまう。2月にはまた海外出張の予定が入っている。まだ詳細は明らかになっていないが、そうこうしているうちにすぐに春が巡ってくるのではないだろうか。
 本当に日が経つのは早いよねえ。今日は仕事仲間とその話になり、ため息をついた。華やかなパーティなのに、ため息。困ったもんだ(笑)。
 写真は、挨拶するピエタリ・インキネンとキット・アームストロング。





 このパーティでは、いつも新人も紹介される。今日は、まだ12歳という若きピアニスト、奥井紫麻(おくいしお)に会った。彼女は2月からモスクワ音楽院付属中央音楽学校に留学するそうだ。ロシアが大好きで、モスクワで勉強できることに大きな期待を寄せていた。



 もうひとり、3月にCDデビューを果たすピアニスト、尾崎未空(おざきみそら)とも話し、前向きな姿勢に好感をもった。



 最近の若いアーティストは、本当に個性的な名前の人が多い。このふたりも、一度聞いたら忘れない名前の持ち主。ぜひ、大きく羽ばたいてほしい。
 
 
 
タグ:"Yoshiko Ikuma"
posted by 伊熊よし子 at 22:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | アーティスト・クローズアップ
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