お寿司の好きな人は日本ばかりではなく、海外にもたくさんいるが、ピアニストの入江一雄もそのひとり。
先日、「音楽の友」の「マリアージュなこの1本」の取材で立会川の「寿司さいしょ」に行き、ここで彼のインタビューと撮影を行った。
立会川は初めて降りた駅で、待ち合わせまでに少し時間があったため、ちょっと駅周辺を散策してみた。
すると、駅のすぐそばに坂本龍馬の銅像が立っている。その注意書きを見ると、「土佐藩郷士。幕末の志士。ペリー来航時に江戸警護のため臨時招集され、品川の土佐藩下屋敷にて守備についたとされる」とある。
この像は2010年に建立されたもので、20歳の龍馬像。1999年に修復された高知県桂浜の像の金属片が溶かし込んであるという。
初めて訪れた立会川だったが、貴重な像を見ることができた。
そしてその像のすぐわきにはお茶と海苔を販売するお店があり、ここには龍馬に関する資料がたくさか置いてあった。それもいただき、ゆっくり読もうと思っている。
さて、入江一雄のインタビューはとてもスムーズに運び、モスクワ留学時代のこと、恩師のヴィルサラーゼの教え、今後の方向性までいろんな話を聞くことができた。
もちろん、お寿司のことも詳しく聞き、オーナーである寿司職人の税所伸彦さんとの出会いも聞いた。税所さんはアマチュアオーケストラでホルンを吹いているというユニークな人。その様子も記事で紹介したいと思っている。
次号の「音楽の友」4月号(3月18日発売)をお楽しみに。
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