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DUO2

  Hakujuギター・フェスタの10周年を記念して制作したアルバム「DUO」は、日本を代表するギタリストの荘村清志と福田進一の初共演録音として、高い評価を得た(コロムビア)。
  これはギターに適した音響をもつハクジュホールでの録音。5年後の今年、今回は次世代のギター界を担う鈴木大介と大萩康司が加わり、4人が相手を変えながらDUOを組み、「DUO2」と題したアルバムを作り上げた。
  その話を聞きに、ハクジュホールに出かけた。
  4人はそれぞれ作品や解釈、表現、共演相手に関して一家言をもつ実力派。
  このインタビューは各々の話を順に聞きながら進めたが、次第に合宿のような状態になり、いや、飲み会のような雰囲気といった方がいいかな、わいわいがやがやいろんな話が飛び出した。
  もっとも強く感じたのは、実に仲がいいということ。先輩格のふたりに敬意を表しながら、後輩たちも自由に発言する。そして先輩のふたりも、後輩のふたりを温かく見守り、将来を託す。
  同じ楽器でそれぞれソリストとして活躍している4人が、こんなに自然体で仲がいいというのは、あまり見たことがない。
  やはりギターという楽器が親密な雰囲気を生むのだろうか。
  オフレコになると、かなり「ぶっちゃけた話」が飛び出し、終始笑いの絶えないインタビューとなった。
  アルバムは11月18日にリリースされる。プログラムはアルベニス、ソル、サラサーテ、フォーレなど多種多様。
  このインタビューは、次号の「intoxicate」に書く予定である。
  今日の写真は、インタビュー後のワンショット。彼らはいつもだれかと目を合わせ、笑っている。

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posted by 伊熊よし子 at 21:29 | クラシックを愛す

栗とポルチーニのリゾット

  栗のおいしい季節である。
  むき栗を買ってきて、イタリア産の乾燥ポルチーニと合わせ、リゾットを作ってみた。
  まず、たまねぎのみじん切り4分の1個をオリーブオイル大さじ2で炒め、水で戻したポルチーニのみじん切り8グラムを加え、洗わない米を1合混ぜて炒める(2人分)。
  米が透き通ったら、白ワイン大さじ2、野菜スープの素小さじ2分の1、塩、こしょう少々を入れ、ポルチーニの戻し汁と水をひたひたに加えて中火で煮る。
  途中で水分が足りなくなったら水を足し、米がアルデンテになるまで煮込む。
  最後にバター大さじ1、食べやすく切った栗8個分を加えてサッと混ぜ、お皿に盛って生ハム4枚のみじん切りをトッピングし、パルミジャーノレッジャーノ大さじ2をふりかけて出来上がり。
  秋になると必ず食べたい栗のリゾット。白ワインにピッタリだ。
  今日の写真は、できたてのリゾット。栗の好きな人はたっぷり入れてもいいかも。

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posted by 伊熊よし子 at 21:45 | 美味なるダイアリー

舘野泉

  演奏生活60周年を迎えるピアニストの舘野泉が、11月10日(火)に東京オペラシティコンサートホールで「ピアノ・リサイタル〜悦楽の園」と題した演奏会を開く。
  この日は、館野さんの84歳のお誕生日。バッハ(ブラームス編):「シャコンヌ」、スクリャービン:「2つの左手のための小品より 前奏曲、夜想曲」から始まり、光永浩一郎、新実徳英、パブロ・エスカンデの世界初演の作品が演奏される。
  舘野さんは、今年前半はコロナ禍で日本からフィンランドに帰ることができなかったが、ようやく夏になって戻ることができたという。
  そのフライトを控えた前日、2枚のCDを送ってくださった。
  1959年春、東京藝大3年生だった舘野泉と藝大付属高校3年生のヴァイオリニスト浦川宣也が藝大奏楽堂で共演したショーソンの「ヴァイオリンとピアノと弦楽四重奏のための協奏曲ニ長調」で、弦楽四重奏は舘野晶子、林瑤子、白神定典、館野英司が担当している。
  いまや巨匠の域に達したふたりの演奏が、まさに60年のときを経て蘇ったことになる。
  演奏は、若い音楽家たちによる夢に向かってひたすら進んでいくようなみずみずしいエネルギーを感じさせるもので、その奥にえもいわれぬなつかしさと心が締め付けられるようなひたむきさが見え隠れしている(ヒビキミュージック)。
  もう1枚は、1988年1月にフィンランドのシベリウス・ホールで収録された「フィンランド ピアノ名曲コレクション」(2枚組
オクタヴィア。シベリウス、パルムグレン、メリカントらの作品が41曲収録されている。
  これは長年、廃盤になっていたが、ようやく再発売されたものである。
  舘野さんの手にかかると、これらの小品が絵画のように美しい色彩と北欧特有の空気をまとってひとつの世界となって現れ、しばし異国の地へと運ばれていく。まさに「音の絵」である。
  いつも舘野さんと会うと、私のしゃべり方が彼の3倍も5倍も速いため、途中でトーンを落とすことになる。舘野さんはそんな私を見て、ゆったりとにこやかに笑っている。
  11月のリサイタルは、本当に楽しみである。コロナ禍で、みんなの心が疲弊しているなか、きっと舘野さんの音楽はいつしか聴き手の心身を癒し、前向きに歩めるよう、そっと背中を押してくれるに違いない。
  今日の写真は、館野泉の近影( ◎横関一浩)。

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posted by 伊熊よし子 at 22:16 | 情報・特急便
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